名古屋の映像制作会社が「取材」を何より大切にする理由|株式会社PAQLAの想いと挑戦

“伝わらない価値”を翻訳する。テレビ業界出身の映像制作会社・株式会社PAQLAの原点

名古屋の映像制作会社「株式会社PAQLA」は、テレビ業界出身のスタッフによる“取材力”を強みに、企業の想いや技術を「伝わる形」に翻訳する会社です。AI時代だからこそ必要になる、人にしかできない企画力・構成力・表現力への想いと、地域・教育・女性クリエイター支援への挑戦を紹介します。

「動画を作れば売れる」 「SNSを始めれば問い合わせが増える」

映像やSNSに関する情報が溢れる時代になりました。

しかし実際には、動画を作ったのに反応がない。YouTubeを始めたのに続かない。会社の魅力を伝えたいのに、何を話せばいいのかわからない。

そんな悩みを抱えながら、深夜に一人で検索を繰り返している経営者の方も少なくありません。

「うちの会社の強みって何なんだろう」 「良いサービスなのに、なぜ伝わらないんだろう」 「動画って結局、センスがある会社しか無理なのでは」

実は、多くの企業がつまずくのは“映像制作”そのものではありません。本当に難しいのは、「自分たちの価値を言葉にすること」です。

株式会社PAQLAは、その“説明しづらい価値”を整理し、言語化し、映像として翻訳することを大切にしている会社です。テレビ業界で培った「取材力」「構成力」「伝達力」を軸に、年間100本以上の映像制作を行いながら、企業・地域・教育の未来に向き合い続けています。

この記事では、株式会社PAQLAがなぜこの仕事をしているのか、その背景や想いをお伝えします。

なぜこの仕事をしているのか|“伝わらない悩み”を翻訳したかった

株式会社PAQLAの代表は、テレビディレクターとしてキャリアを積んできました。

テレビ局時代、繰り返し教えられていた言葉があります。

「テレビマンとは、難しいテーマを小学3年生にもわかるように伝える翻訳者である」

この言葉は、今でも会社の根底にあります。

企業には、それぞれ素晴らしい技術や想いがあります。けれど、その価値を自分たちだけで説明するのは本当に難しい。特に中小企業は、営業・採用・広報・現場対応まで全てを同時に抱えていることも多く、「伝えること」にまで手が回らないケースが少なくありません。

実際に現場で話を聞くと、

「うちは昔ながらの会社だから」 「特別なことはやってないですよ」

と話される経営者の方が多くいます。しかし、取材を重ねると、そこには他社にはない工夫や思想、積み重ねられた経験があります。

PAQLAは、その“当たり前すぎて気づいていない価値”を見つけ出し、伝わる形に変えるために存在しています。

だからこそ、同社では「映像制作の根底は取材にある」と考えています。ただ綺麗な映像を作るのではなく、「なぜこの会社は存在しているのか」まで掘り下げる。それが、PAQLAの映像制作です。

これまでの経歴と歩み|テレビ業界から独立、そして起業へ

代表は名古屋学芸大学メディア造形学部映像メディア学科で、WEBリテラシーと映像技術を学びました。学生時代から、すでにマスコミ業界の現場に飛び込んでいます。

  • 中日新聞社 校閲
  • 東海ラジオ放送 事業部 アシスタントディレクター
  • 西尾張CATV 制作部 記者/カメラマン
  • テレビ愛知 アシスタントディレクター
  • テレビ愛知系列 技術部 カメラアシスタント

こうした現場経験を積み重ねながら、映像の基礎だけではなく、“伝える責任”を学んでいきました。学生時代には、第13回中部映像協会映像コンテストで準優勝も受賞しています。

卒業後はCATV局でディレクターを経験し、その後フリーランスへ転向。テレビ愛知の報道部でディレクターを務めながら、現場感覚を磨いていきました。

そして2019年、株式会社PAQLAを設立。

独立後は順風満帆だったわけではありません。映像業界は競争も激しく、「安く早く作る」ことが重視される場面もあります。それでもPAQLAは、“取材を省略しない”ことを貫いてきました。なぜなら、取材を省いた瞬間に、その会社らしさが消えてしまうからです。

実際に、同社の制作ではヒアリングに長い時間をかけることがあります。サービス内容だけでなく、

  • なぜその事業を始めたのか
  • どんな悩みを解決したいのか
  • どんな未来を作りたいのか

まで掘り下げる。それは単なる映像制作ではなく、“企業理解”に近い作業です。

資格・専門性・他社との違い|「撮る会社」ではなく「理解する会社」

PAQLAの特徴は、単なる動画編集会社ではないことです。チームにはテレビ業界出身のスタッフが在籍しており、「企画」「構成」「取材」「伝達」の技術を重視しています。

また、社員の1名は「屋外広告士」の資格を保有。デジタルサイネージの設置についても、単なる映像演出ではなく、

  • 安全面
  • 景観
  • 法令

まで踏まえた提案が可能です。

所属としては、

  • 名古屋商工会議所
  • 名古屋市ブランドパートナー

としても活動。さらに、愛知県よろず支援拠点の外部講師や、中小企業支援制度の専門家としても活動しています。

つまり、PAQLAは「映像だけ作る会社」ではありません。企業の広報・採用・ブランディング・SNS発信まで含めて、“どう伝えるか”を一緒に考える会社です。

どんなお客様を支えてきたか|年間100本以上の制作と28万人の発信力

PAQLAは年間100本以上の映像制作を行っています。また、自社プロデュースのYouTubeチャンネルでは、2026年5月時点で登録者28万人を突破しています。

数字だけを見ると「大きな会社なのでは」と思われるかもしれません。しかし実際には、中小企業や地域密着企業との仕事も非常に多い会社です。

例えば、

  • 商品の魅力が伝わらない
  • 採用で苦戦している
  • SNS発信が続かない
  • サービス説明が難しい

そんな悩みを抱えた企業に対して、「何をどう伝えればいいのか」から一緒に整理していきます。

特に近年は、“説明コスト”に悩む企業が増えています。どれだけ良い技術があっても、伝わらなければ選ばれない。だからこそ、PAQLAでは「伝える前の整理」を大切にしています。

仕事で大切にしている価値観|“人にしかできない翻訳”を守りたい

AIが急速に普及し、映像制作も自動化が進んでいます。編集ソフトも進化し、短時間で動画が作れる時代になりました。その中で、「人間が映像を作る意味は何か」を問われる場面も増えています。

それでもPAQLAは、人にしかできない役割があると考えています。それが、“翻訳”です。

現場で話を聞き、空気を感じ、言葉になっていない想いを整理する。これは、単なる編集技術ではありません。

例えば、経営者が何気なく話した一言の中に、その会社の本質が隠れていることがあります。

「昔、お客様にこう言われて…」

そのエピソードに、その会社の価値が詰まっていることも少なくありません。

PAQLAは、そうした“本質”を見つけるために取材を重ねます。そして、それを映像・言葉・構成として翻訳していきます。

今の業界に感じる課題と未来|女性クリエイターと地域への想い

映像業界は、まだまだ働きやすい環境が整っているとは言えません。特に女性は、妊娠・出産をきっかけに離職してしまうケースもあります。

PAQLAでは、この課題を「個人の問題」ではなく、「組織構造の問題」と捉えています。そのため、

  • 平日日中で完結する現場設計
  • 女性クリエイターの積極起用
  • 独立支援
  • 研修会や相談会の実施

などに取り組んでいます。

さらに、制作会社同士の技術交流も進め、“属人的ではない組織”づくりを目指しています。

「自分の代わりはいない」

そんな空気が強い業界だからこそ、助け合える体制を作りたい。それは結果的に、子育てや働き方の自由にも繋がっていきます。

教育と映像への想い|子どもたちに何を残せるか

PAQLAは、単なる企業PRだけではなく、“教育”にも強い関心を持っています。

「人は7歳までに見たもので人格形成される」

そんな考えを大切にしながら、子ども向けコンテンツ制作にも挑戦しています。現在は、自社キャラクターを使った人形劇動画やイベント事業も展開。

将来的には、

  • 交通安全
  • 防犯
  • 防災
  • 健康

などをテーマにした教育コンテンツも発信していく予定です。

“面白い”だけではなく、“心が豊かになる映像”を作りたい。その想いが、PAQLAの新しい挑戦につながっています。

地域課題への挑戦|やさなご放送局という新しい試み

2025年、PAQLAは名古屋市ブランドパートナーに認定されました。そして2026年には、「やさなご放送局」を立ち上げています。

これは、地域の魅力を発信しながら、地域課題解決にも取り組むYouTubeプロジェクトです。現在は登録者28万人を超え、全国から注目を集めています。

地域には、まだまだ知られていない魅力があります。しかし、それを“伝える人”が足りていない。PAQLAは映像会社として、その役割を担いたいと考えています。

このブログで伝えたいこと|映像の前に「伝え方」を考える

このブログでは、単なる動画ノウハウだけではなく、

  • 伝わる企画の考え方
  • SNS時代の発信設計
  • 採用や広報で失敗しやすいポイント
  • AI時代に必要な“人の役割”
  • 地域や教育と映像の可能性

などを発信していきます。

「動画を作るかどうか」より先に、「何を伝えるべきか」を整理する。その重要性を、実務ベースで伝えていきたいと考えています。

悩んでいる方へのメッセージ|“うまく説明できない”は悪いことではない

「自社の魅力が言葉にできない」 「何を発信すればいいかわからない」 「SNSが苦手」

そう感じるのは、決して悪いことではありません。むしろ、本気で仕事をしている人ほど、自分たちの価値を当たり前に感じてしまい、言語化が難しくなることがあります。

だからこそ、一人で抱え込まなくて大丈夫です。本当に必要なのは、“うまく話すこと”ではなく、“整理してくれる相手”かもしれません。

PAQLAは、映像を作る前に、まず話を聞くことを大切にしています。その対話の中から、本当に伝えるべき価値を見つけていきます。

まとめ|伝わらない価値を、世の中へ届けるために

映像は、ただ綺麗に撮ればいい時代ではなくなりました。AIによって、編集そのものは誰でもできる時代になっています。だからこそ、今後ますます重要になるのは、

「何を、誰に、どう伝えるのか」

という本質部分です。

株式会社PAQLAは、テレビ業界で培った取材力と構成力を活かし、“説明しづらい価値”を翻訳する会社として活動を続けています。

もし今、

  • 「うちの会社の魅力がうまく伝わらない」
  • 「発信に迷っている」
  • 「動画を作る前に整理したい」

そんな悩みを抱えているなら、一度じっくり話してみるのも良いかもしれません。

“伝わらない”には、必ず理由があります。そして、その価値は、きっと誰かに必要とされています。

PAQLAの想い

うまく言葉にできない価値を、
伝わる映像へ。

株式会社PAQLAは、ただ映像を撮る会社ではありません。
私たちが大切にしているのは、まず話を聞くことです。企業の中にある想い、技術、こだわり、これまで積み重ねてきた物語を丁寧に取材し、「何を、誰に、どう伝えるべきか」から一緒に整理します。

「自社の魅力がうまく伝わらない」
「動画を作りたいけれど、何を話せばいいかわからない」
「採用や広報で、もっと会社らしさを届けたい」

そんな悩みこそ、PAQLAが力になれる領域です。
テレビ業界で培った取材力・構成力・伝達力を活かし、あなたの会社の“当たり前すぎて気づいていない価値”を、見る人に伝わる形へ翻訳します。

映像を作る前に、まずはあなたの会社の話を聞かせてください。