ウェビナー講師の方必見!人物撮影の構図について

感染拡大防止の観点から、WEB上のセミナー「ウェビナー」や

講座動画の配信をする方が増えたと思います。

 

あるいは2021年、新たにそうした事業を始めたい方も多いのでは??

 

 

今回はそうしたみなさんにぜひ気をつけていただきたい!

人物撮影の構図についてお伝えしたいと思います。

 

 

見ていただく方がよりみなさんのセミナーに集中して聞き入っていただくためにも、

ぜひ実践してみてください!

 

まず話している人物を撮影する時の構図の基本です。

話す人の雰囲気(表情や口に動きなど)を見て取るにはそれなりにアップサイズにして撮る必要があります。

しかしアップにしすぎてしまうと、高圧的な印象を与えてしまったり、

顔にばかり目がいって話に集中できないこともあります。

 

そこでポイント1

 

 

 

大切なのはは腰から上をきっちり切り取ることです。

この時、太もものあたりなど、中途半端な構図にならないようにしましょう。

中途半端な位置だとどことなく不安定な印象を与えるので講師業の方は特に気をつけたいところです。

腰半分を切り取ることで講師の表情がよくわかる、かつ内容にも集中できる構図というわけです。

 

そしてポイント2

 

図のように画面を4つに分割したとき左半分が2に対して右半分が1になる比率で空間を作ります。

見た目としては左開きになっている状態です。

ホワイトボードやスクリーン・資料画像などはこの空いている位置に配置してください。

 

 

理由は様々ありますが、

ほとんどの場合、資料は横書きで、左上から読むのが一般的です。

まずはそれを邪魔しない立ち位置であること。

 

それから、この立ち位置は舞台でいう「上手(かみて)」というポジションになりますので、

(舞台ではお客さんから見て右側を上手、左側を下手といいます)

写っている人物に対して「正義」「強い」「かっこいい」という印象を無意識に感じる構図でもあります。

 

 

余談ですがアニメを見ていると正義のヒーローは右側から登場することが多いです。

対して最終的に負けてしまうであろう怪物は左側にいます。

 

ところが!戦っていてピンチが訪れた時はヒーローでも左側に配置されている構図になります。

ふむふむ、こうやって心理的な場面を演習しているんですね〜・・・

 

話を戻します。

講師の皆さんはまさに正義!「正しいことを教えてくれる」存在になるわけです。

まさか講座で嘘は教えませんよね、大げさですがぜひ正義のポジション取りをしてみてください。

 

そしてこの構図にした時のもう1つのメリットは、

右手で指し棒などを持ちつつ、左手でアクションを取ることができることです。

 

人を惹きつける講座はやはりアクションも大事。

身振り手振りを取りやすく、それを逃さずみてもらえる構図が、やはりベストなのではないでしょうか?